今回はわんちゃんの歯周病についてのお話です。

 

高齢のトイプードルのコで、これまでドライアイの治療で通院して頂いていたのですが、先日、眼の下が腫れて膿が出てきたとのことで来院されました。

 

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口の中を診させていただくと、重度の歯石と歯周病で、歯の根元が膿んでしまったことによるものと考えられました。

 

ちなみに、口の中へ膿が出ているものを内歯瘻、今回のように皮膚へ排膿したものを外歯瘻と呼びます。

 

飼い主様と相談の結果、全身麻酔下の抜歯にて、治療をさせていただくことになりました。

 

術前の写真。

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ほとんどの歯がぐらついており、歯石でかろうじてくっついているような状態でしたので、上顎犬歯2本と、右下顎の臼歯1本以外は、すべて抜歯することになりました。

 

術後の写真。

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キレイになりました。

 

抜いた歯は合計15本でした。

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無事麻酔からも覚め、夕方に退院となりました。

 

お疲れさまでした。

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そういえば、去年の4月も高齢のM.ダックスのコで、外歯瘻の治療として抜歯をさせていただきました。

 

やはりわんちゃんは歯石付着による歯周病、歯槽膿漏がとても多いと実感します。

 

予防のハミガキは大事ですね。