おかやまマラソンも終わり、当院も一時期の忙しさが解消されてまいりました。

 

この時期は季節の変わり目ということもあり、昼夜の温度差が大きく、ワンちゃんネコちゃんも体調を崩しやすいので、お気をつけ下さいね。

 

さて、今回はネコちゃんの異物誤飲のお話です。

 

ネコちゃんは、ワンちゃんに比べて警戒心が強いので、誤って変なものを食べるということはほとんどないのですが、それでも全くないというわけではありません。

 

若い頃は好奇心の旺盛なネコちゃんもいて、ものをかじって遊んでいるうちに誤って飲み込んでしまうということもあります。

 

今回診させていただいたコも、1歳齢のネコちゃんで、遊んでいるうちに針を誤って飲み込んでしまったとのことで来院されました。

 

金属であればレントゲン写真で写るので、確認のため撮ってみると、、、

 

猫異物1

胃の中に長さ5cm程度の針が確認できました。

 

異物誤飲の場合、吐かせられるものであれば、出来るだけ吐かせる処置を行うのですが、今回は物がものなだけに、吐かせて食道に刺さってしまったりするとかなり厄介なことになるので、こういう場合は、無理に吐かせるよりも手術で取り出す方が逆に安全です。

 

なので、飼い主様に同意を得て、手術を行わせて頂きました。

 

胃を切開しているところ。

Evernote Camera Roll 20151030 232838

 

取り出した針。

Evernote Camera Roll 20151030 232638

 

飼い主様は「待ち針を飲み込んだ」とおっしゃられていたので、片方の先が丸い針を想像していたのですが、実際は糸付きの針でした。

 

糸は糸で、放っておくと小腸でうまく流れず閉塞を起こす原因になりやすいので、いずれにせよ早めに取り出せてよかったと思います。

 

3日間の入院治療後、元気に退院していきました。

 

ネコちゃんはワンちゃんに比べ、異物誤飲が少ないとはいえ、たまにこちらも驚くようなものを誤飲してしまう可能性がありますので、皆様も十分にお気をつけ下さいね。